ジェネラティブエージェンツの西見です。
7/18(木)にTokyo AI Talks主催で開催された「応用機械学習と人工知能セミナー: AIエージェント」で登壇しました。
かなりマニアックなテーマ&オンサイト限定にも拘わらず100名近い方に足を運んでいただき、大盛況のイベントでした。昨今のAIエージェントへの関心の高さを伺わせます。
イベントで発表されたスライド
電通総研 太田さん「ヘルプデスクの事例から学ぶAIエージェント」
Algomatic 宮脇さん「コード生成を伴うLLMエージェントの最新動向」
松尾・岩澤研究室 古田さん「Webナビゲーションにおける言語モデルエージェントの展望と課題」
ジェネラティブエージェンツ 西見「AIエージェントを現場に導入する目線とは」
所感
日頃からAIエージェントという言葉を使っておきながらですが、個人的には「AIエージェントとは何か?」を問うことにあまり価値を感じていません。むしろ生成AI、特に言語モデルのケイパビリティを最大限拡大するためのアーキテクチャとして、AIエージェントを捉えています。そういう意味では、AIエージェントという言葉を使わずに、エージェントらしさ(Agenticness)という言葉を使うべきだと思うのですが、「らしさ」という言葉はあまりにも伝わりが悪いので、やっぱりAIエージェントという言葉を使っています。
で、冒頭からなぜこんな話をするのかというと、今回のイベントを通して、エージェントらしさを追求する動きの中で学び合うのには、やっぱり価値があるなぁと感じたからです。エージェントらしさが高まれば高まるほど、複雑なタスクに対応しうるし、複雑な環境にも適応しうるケイパビリティを持てるようになるため、実務を通して得られた知見の共有は、エージェントが盛り上がってきている今だからこそ、もっと活発になっていくべきだなぁと感じました。
自社の競争力を高めるために独自の基幹システムを作り上げていくのと同様に、自社の競争力を高めるために独自のAIエージェントを開発していくことが当たり前になるような世界観に、一歩ずつ近づいているのを感じます。
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Algomaticの宮脇さんがめちゃめちゃ詳しいレポートを書いてくださっています!
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