ジェネラティブエージェンツの大嶋です。
「AIエージェントキャッチアップ #65 - Open Responses」という勉強会を開催しました。
generative-agents.connpass.com
アーカイブ動画はこちらです。
Open Responses
今回は、OpenAIのResponses APIをオープンな仕様にした「Open Responses」をキャッチアップしました。
Open ResponsesのGitHubリポジトリはこちらです。
公式ドキュメントはこちらです。
Hugging Faceのブログ記事もあります。
今回のポイント
Open Responsesとは
Open Responsesは、OpenAIのResponses APIをオープンな仕様にしたものです。
OpenAIのResponses APIをベースとして、OpenAI以外のモデルにも対応できるよう一部インターフェースが工夫されています。
OpenAIのResponses APIとの違い
Open ResponsesとOpenAIのResponses APIとの違いを2つ紹介します。
Reasoningで思考の原文 (raw reasoning content) の取得もサポート
OpenAIのResponses APIでは、Reasoningモデルの思考はencrypted_contentまたはsummaryのみが取得可能です。 一方、Open Responsesでは、Reasoningモデルの思考の原文の取得にも対応可能となっています。
ただしこれは、OpenAIのモデルに対しても思考の原文が取得できるということではありません。 思考の原文の取得が可能かどうかは、呼び出すモデルのプロバイダー次第となります。
プロバイダーごとの拡張
Open Responsesでは、モデルプロバイダーごとの組み込みツールの違いなどに対応するため、プロバイダーごとの拡張が可能となっています。
Open Responsesが提供しているもの
現状、Open Responsesとしては、その仕様のみが公開されており、SDKやクライアントライブラリは提供されていないようです。
もしかすると今後、OpenAIのPythonクライアントがOpen Responsesに対応する可能性もあるかもしれません。
次回のご案内
以上、今回は「Open Responses」をキャッチアップしました。
次回は「AIエージェントキャッチアップ #66 - Agent Client Protocol」ということで、エディタとコーディングエージェントの通信を標準化する「Agent Client Protocol(ACP)」がテーマです!
generative-agents.connpass.com
ご興味・お時間ある方はぜひご参加ください!
また、その次の回以降のテーマも募集しているので、気になるエージェントのOSSなどあれば教えてください!