ジェネラティブエージェンツの大嶋です。
LangChain Meetup Tokyo #2で「LangChainの現在とv0.3にむけて」というタイトルで話しました。
(西見さんが撮影した写真)
発表資料はこちらです。
当日の様子はこちら。
「LangChainの現在とv0.3にむけて」の補足的な話
LangChainは以前に比べて変更も落ち着き、使い方も程よくまとまってきて、扱いやすくなっていると感じます。
LangSmithやLangGraphといったエコシステムを活用できる強みも大きいです。
先日、langchain-coreを0.1.42から0.2.36(その時点の最新)まで一気にバージョンアップする機会がありましたが、その際ERROR・WARNINGには一つも遭遇しませんでした。
- 最新の使い方は公式ドキュメントでキャッチアップして、deprecatedな機能を避ける
- 無理やりカスタマイズして解決しようとしない(無理のない方法で対応する)
- コードの構成上、LangChainに依存する範囲を小さくする・コードの多くの箇所が依存するLangChainの機能を限定する
といった点を意識すると、より扱いやすくなるように思います。
おまけの話
昨日は想定より進行が早かったため、追加でLangGraphでのHuman-in-the-Loopの実装例を紹介しました。
ソースコードは以下のGitHubリポジトリで公開しています。
こちらの詳細は今週木曜日のLT大会で話す予定です。
おわりに
他の方の発表も楽しく、今回のLangChain Meetupはとても良い会だったと思います。
Discordも盛り上がっていて、次回も楽しみです。
LangChain Meetupでも他の場でも、今後もLangChainについてアップデートや使い方のコツなどを発信していきます!