勉強会「ノーコード・ローコードLLMアプリ開発ツールの実際!」でZapier ChatGPT Integrationsについて話してきました #StudyCo

株式会社ジェネラティブエージェンツの大嶋です。

Zapier ChatGPT Integrationsについて登壇

運営している勉強会コミュニティStudyCoで「ノーコード・ローコードLLMアプリ開発ツールの実際!Difyなど4つのツールの概要とディスカッション」というイベントを開催しました。

studyco.connpass.com

この勉強会では

  • Dify
  • Zapier(ChatGPT Integrations)
  • Azure Prompt flow
  • Amazon Bedrock + Step Functions、Amazon Bedrock Studio

という4つのテーマを扱い、私は「Zapier ChatGPT Integrationsの紹介」という発表をしてきました。

speakerdeck.com

アーカイブ動画はこちらです。

youtu.be

実際どこまでできるの?

こういったツールについては、「実際どこまで実用的に使えるの?」「限界を感じるのはどんなケース?」といった話を聞きたい方が多いのではないでしょうか。 この勉強会では、まさにそのような話題で意見交換でき、私もとても勉強になりました。

私のざっくりとしたまとめとしては... 今回扱った4つのツールの中で、DifyとZapier ChatGPT Integrationsは、かなり少ない学習コストで使い始められる代わりに制約多めという話になりました。 私の感覚としては、「Excelの関数を使いこなせるぐらいPC慣れしている方であれば使い始められる」というのがこれらのツールのメリットだと思います。

一方で、Azure Prompt flowとAmazon Bedrock + Step Functionsについては、基本的に開発者がさわるようなサービスだと言えます。 これらは学習コストが高い代わりに幅広く使える、という印象です。

今回は登壇者が4人とも開発者だったため、「複雑なことをするならコードのほうがいいね」という話もできてよかったです。

余談ですが、勉強会が終わった数時間後にBedrockに「Prompt flows」という機能が追加されたのは驚きました。

ノーコード・ローコードツールもうまく使う

私はコードを書くのが好きそうと思われがちですが、コードを書かなくて済むなら書かないようにします。 コードを書いて動かそうとすると、動かす環境のセットアップも多少なりありますし、依存ライブラリの継続的なバージョンアップなどもつきまといます。

その点、今回私が話したZapierなどは、使いどころがうまくハマればセットアップも運用も非常に低コストになります。 日々のちょっとした自動化であれば、こういったノーコード・ローコードツールもうまく使うととても便利です。 AIの活用のような話も、ちょっとしたところから気軽に使っていくことが重要かもしれません。

気になったらGA社メンバーに声をかけてね

株式会社ジェネラティブエージェンツでは、自社の事業開発やクライアントの事業開発・エンジニアリングの支援をしています。 また、GA社内で研究コミュニティを設けて、旬な技術の発表会や、論文の輪読会などを行なっています。

ご興味ある方はいつでも私たちに声をかけてください。毎週のように誰かがイベント登壇していますし、それぞれが主催するコミュニティでの勉強会の開催も積極的におこなっています。